【書評】レバレッジ・リーディング(本田 直之)
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アカデミックシアターで気になる本を見つけたので紹介いたします!
作品情報
サクッと紹介
- 読書を始めてみたい方
- 多読術を知りたい方
- 読書を通して成功を収めたい方
- 楽に本探しをしたい方
- ビジネスマン
- 学生
第1章 | ビジネス書の多読とは何か? |
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第2章 | 本探しは投資物件選び |
第3章 | 一日一冊、ビジネスを戦略的に読破する |
第4章 | 読んだままで終わらせるな! |
この本は、読書によって将来的に本の価値の100倍のリターンをもたらすための読書術:レバレッジ・リーディングを説いた作品です。本探しから本の読み方、さらに読んだ後のフォローの仕方まで丁寧な説明が為されています。より多くより素早く、そして小さな努力で本の価値をより良く得るための必要な知識が書かれています。
- 【第1章】レバレッジ・リーディングとは
筆者の示すレバレッジ・リーディングがどのような読書法なのか書かれています。要約すると読書を投資と捉え、将来その読書を通して難波鋳物収益を得る事を目標とした多読法です。
- 【第2章】本探しの方法
「目的を明確にする」「自分に相応しい本の選び方」「教養型or実践型」「リアル書店orネット書店」などの本探しの手法が書かれています。
- 【第3章】多読法
新品の本を自分だけの収益を得るための自己資産に変えるために筆者の様々な方法が書かれています。本を早く読む方法から読書をきちんと習慣化するためのアドバイスなども説明されています。
- 【第4章】読書後のフォロー
第4章は私がこの本を評価する一番のポイントです。読書の手法だけに目を向けるのではなく、読書を自分の力とするために読書後にどのようなフォローをすべきか書かれています。具体的にはほんから得た知識を自分のものとするためにレバレッジ・メモを作り、身になじむまで読み返す事です。
書評
「本を効率よく沢山読みこなしたい!」「これから自分のためになる本を読みたいけど何を読んでいこうか...」「読書を仕事に活かしたい」そのようあ人におすすめだと思います。
書店にはいわゆる「速読法」などの読書術が書かれた本は数多くあると思います。
でもこの本は単に読書術を解説しているのではなくて、読書を通してどのように日々の利益をあげるかという点を目標としています。そのように最終的目的を決めている点で他の読書術の本よりもおすすめしたいと考えています。
例えば、レバレッジ・リーディングではとても人に貸せないくらいに本を汚すのは当たり前です。普通は読書のための本にメモしたり線を引いたり、ページを折り曲げたりしないイメージですが、そういう事ガンガンするべきだそうです(笑)
本田 直之は本文中で"本はとにかく汚して、ボロボロにするべきです。汚くするのが、本に対する愛情の示し方です。"と書かれています。それもきちんとした根拠があっての事です。
私はこの本を読んで読書=投資という考えが身につきました。読書を通してパーソナルキャピタルが積まれていっている...と考えると本を読むのが楽しくなってきています!これから読書を始めたいという人にとっては幅広くおすすめできると思うので、ぜひ読んでみてください!
※「大学生が絶対に読むべきおすすめの本9選」アタリマエ!より
こちらのサイトでもレバレッジ・リーディングが紹介されていました。
One More Academic
カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。
例えば、朝に今日一日で赤色のものをいくつ見つけられか...と考えて外を歩き始めるとその日は赤いものばかりに目が留まってしまう...という効果の事です。
これは読書においても同じでこの本からどんな情報を得ようか...と考えて読みだすと、自然にキーワードが目に留まるという事です。
Academic Shareについて
近大生の私が始めたサークルで、近大に設置されているアカデミックシアターに関連する本を紹介しようと活動しています。
このブログも立ち上げたばかりでまだまだ量はないですが、少しでもご参考にして頂けると嬉しいです!
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